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燈籠2

  • Posted by: margaret ohara
  • 2014-01-07 Tue 22:44:42
  • 想い出
あけましておめでとうございます。

昨年中に続くのブログを完成させたかったのですが、

どうもお店を立ち上げるまでの肉体的疲労と慣れない精神的疲労で、

いっぱいいっぱいになってしまいました。

年賀状!、大掃除!、お節!・・わぁ〜〜っと逃げ出したい状況です。

七草がゆの本日になって、やっと落ち着きを取り戻したようです。

今年こそ、身体の痛みから解放され、思うがまま動き回りたい!、

焦らずに無理せず、でも逃げることはせず、

自分に言い聞かせましょう・・!

さて、続くです。


”燈籠2"

尋ねる前にその瓜二つな容姿から、

そうであることは確信はしていましたが・・。



「私は高校生の時にこちらへ伺いました。

40年ほど前でしょうか?正確には39年前ですが、」

「そうですね・・・。」

そう答えた彼女はそれ以上は語らずに、

カウンタ−の向こう側にある小さな椅子に腰をおとした。

流れる音に軽くリズムをとりながら、前髪をさわる。

背中を椅子と壁に無理矢理押し付けるように、身体を小さく丸めている。

CD のリストを見ながら、目の端に彼女の様子が気に掛かり、

その当時、彼は同じ場所で同じ仕草で同じ姿勢・・・。

「お店はいつオープンしましたか?」

「2011年です。」

何十年も店構えは当時のままで、

わずか3~4年で主を失った「燈籠」というRock喫茶を

記憶ではなく現実の存在とし続けた、その理由が垣間見えた、

そんな気持ちになりました。

お店の滞在は20分足らず、

5坪もないような小さな空間、唯一当時と違ったのは

南側に大きな一枚ガラスの窓が出来ていたことです。

横の空間いっぱいのカウンターには、そこから日差しが気持ちよく差し込み、

時間が何ものにも捕われずに過ぎてゆく、、夫と私への大きな贈りものとなりました。


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